ときメモGSコラボ

月曜日、芸人仲間のロマコンちゃん(ロマンチックコンサート佐々木)とカラオケBOXのまねきねこに行った。目的は、まねきねこ×ときめきメモリアルGirl’s Side(以下『ときメモGS』)シリーズのコラボイベント。

ときメモGSとは、コナミから発売されている女性向け恋愛シミュレーションゲームである。リメイク版を除き、今までに4作品発売されている。

私はときメモが好きだ。10代の頃、守村桜弥くんを見て「こんなに可愛い子がいるなんて!」と一目惚れして初代GSを購入して以降、GS~GS4まですべてプレイしてきた。最新作のGS4だけでなく、Switchのリメイク版も三本購入済みだ。

ちなみに私の一番好きなときメモキャラクターは氷上格。


勉強好きで学校の風紀に厳しい堅物な優等生かと思いきや、仲良くなってくると彼本来の優しさや素直さを見せてくれるというギャップがたまらない。全乙女ゲームの中で私の好きなキャラクター第二位である(一位は薄桜鬼・山南さん)。

フロントに着いた。さっそくコラボドリンクを注文する。ときメモは好きだが、「ときメモのドリンクください」と言うのはハードルが高い。「遙かのドリンクください」や「コルダのドリンクください」などと言うのに比べて「ときメモのドリンクください」は圧倒的にハードルが高い。「うたプリのドリンクください」といい勝負かもしれない、などと考えていたら、全部ロマコンちゃんが注文してくれた。ありがとう。

部屋に着いたところでフロントから電話が来た。ロマコンちゃんが電話を取った。いわく、カップホルダーに貼るときメモのステッカーを切らしているという。想像はしていたが、ときメモコラボは大盛況のようで、商品の入荷が追い付いていない状況らしかった。そして先ほどフロントで「ときメモのドリンクください」と中々言えなかった私だが、「ときメモ」というワードは自分で言うよりも人に言われる方が気恥ずかしいことに気づいた。

注文したドリンクが来た。ロマコンちゃんはGSをイメージした緑色のドリンクを、私はGS3をイメージした赤色のドリンクを飲んだ。

ドリンクは美味しかったが、現時点でときメモ要素はほぼゼロ。ときメモ人気を嬉しく思いつつも、せっかく来たのに……と複雑な気持ちになっていたところ、モニターにときメモのCMが流れた。ときメモ要素を渇望していた私たちは、二人で食い入るように映像を見た。カラオケのモニターにときメモのCMが流れるたび、どちらからともなく会話をやめ、私たちは画面に映るときメモキャラクターたちを見つめた。

持ち込んだマックのハンバーガーを食べながら二人でひたすら喋った。ロマコンちゃんはパンケーキを食べていた。GS3の琉夏くん(ロマコンちゃんの推し)の好物がパンケーキだからか、と納得。私も氷上の好きなそうめんを持ち込めばよかったかもしれない。

その後は好きなキャラクターついて意見を交わしたり、好きな乙女ゲームをプレゼンし合ったりしていると、あっという間に退出時間になった。会計でときメモのフレークシールを買おうと思ったのだが、残念ながら売り切れていた。すごい人気。

代わりにブックマーカーを二枚買った。一枚目にはGS2の真咲先輩・赤城くん・古森くん・真嶋先輩が、二枚目にはGSの葉月くん・守村くん・三原くんが描かれていた。今日の記念に二枚目の方をロマコンちゃんに渡したら受け取ってくれた。

令和になってもときメモGSシリーズの人気が続いていることが嬉しい。次回また同じようなコラボイベントがあればまた行きたい。

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