【2024年総括】できたこと、考え方の変化など

今年ももうすぐ終わりなので、私の2024年の総括をする。

今年の日記帳

2024年主な出来事

1月

マセキのオーディションライブ『オリーブゴールド』の成績優秀者が出演する『ライジングタイム』に初めて出演

2月

オリーブゴールドでかなりウケて嬉しかった

3月

『ライジングタイム』2回目

マセキ入所が決定

4月

マセキ入所

初めての事務所ライブ

5月

真夏の笑フェス予選、撃沈

『ラ・ママ新人コント大会』コーラスライン部門オーディション、撃沈

6月

事務所ライブ『新発見』にて、70~80人くらいのお客様の前でネタ披露

7月

カナメストーンさんのラジオ『カナメストーンのカナメちゃん村』に出演させていただいた

8月

AbemaTV『脳汁じゅ~す』でメディア初出演

脳汁じゅ~す #3 パチンコネタの祭典 芸人P-1グランプリ 後半戦

9月

THE W1回戦初突破

THE W2回戦進出(敗退)

10月

事務所ライブ『ライジングオレンジ』昇格

『ラ・ママ新人コント大会』のコーラスラインに初出演

カナメストーンさんに誘っていただき『カナメの先輩と後輩』に出演

11月

テレビ朝日『チョコプランナー』で初めてテレビに出演した

AbemaTV『脳汁じゅ~す』に再び出演

脳汁じゅ~す #8 歌ネタ温故知新“リバイバル・サバイバル”

R-1グランプリ1回戦初合格

『ラ・ママ新人コント大会』のコーラスラインに出演

12月

事務所ライブ『ライジングオレンジ』で企画を初めて担当

R-1グランプリ2回戦敗退

2024年良かったこと

事務所に入れた

オーディション期間を経て、4月にマセキ芸能社の若手部門・マセキユースに入所した。事務所に入ることでライブはもちろん、それ以外の仕事ができるようになった。さらに縦や横のつながりができた。私が今後やりたいことなどを考えると、預かりという形ではあるが事務所に入れたのは良かったと思う。

1年目よりも経験や技術を得た

1年目と比べて、少しではあるが確実に成長したと感じる。レベル1からレベル5くらいにはなった。まだまだ上手くいかないことは多いが、1年目の頃より笑っていただけることが増えたように思う。

少しずつライブに呼んでいただける機会が増えた

一年目はフリーライブ中心に出ていたが、最近は少しずつではあるがライブオファーをいただけるようになった。私は養成所や大学お笑いを一切通っていないので横のつながりが全くなく、一年目はあまりライブに誘われることがなかったのだが、それでも今年は何度か声をかけていただいた。

また初対面の芸人やお客様から「名前聞いたことある」「○○で見ました」などと言っていただけることも増えた。今年はまだやれた部分もあるが、地道な活動でも続けていくことに意味があると思った。

2024年もっとこうできた

賞レース不発

R-1グランプリ、THE Wでそれぞれ2回戦まで進出したものの、それ以上の成績を残すことができなかった。去年はR-1もTHE Wも1回戦敗退だったことを考えると進歩したと言えるのかもしれないが、2回戦というのは満足できる成績ではない。来年は今年の経験を踏まえた上で戦うので、より一層気合を入れて臨みたい。

ネタ以外にやりたいことをはっきり見つけられなかった

「お笑い」はライブでネタを披露するだけではない。私は今年、ネタ以外に自分の面白さを表現する方法を見つけることができなかった。

私はネタだけやって有名になれるような芸人ではないと思っているので、他にも何らかの形で自分を発信すべきだったのだが、その何らかの形を見つけることができなかった。来年はもっと各種SNSなどを積極的に活用していくつもりだ。

 

というわけで、ひとまずインスタグラムを始めました↓

根尾みなみのインスタグラム

私のXは宣伝ばかりなのでどうにかしたいと思っていたのですが、私の趣味はXでは公に語りづらいのでインスタのアカウントを作ることにしました。興味のあるあなたはぜひチェックしてみてください。

明確な目標・計画がなかった

明確に「○○をしたい」といった目標や計画を立てることができなかった。ただこれに関してはそもそも芸人の仕事にはどういうものがあるのかを知らなかったというのもあるので仕方のない面もある。明確な目標がなかったからこそ、その時その時の目標に集中できたというのもある。今年は賞レース、事務所ライブ、メディアのオーディションなどを経験したので、今年の経験を踏まえてより良い結果を出せるように努力していく。

考え方の変化・来年に向けて

人の考えを自分なりに消化するということ

先輩や作家さんからアドバイスをいただいたり、お笑い論的なものを語っていただいたりする。そういった話を聞くたびに「なるほどな」と思ったりするのだが、それは本当に自分にとっても正しいのか?ということを考えなければいけないなと思うようになった。

今までは先輩のアドバイスをそのまま吸収していた。中には「?」と思うアドバイスもあったが、「自分に合ったアドバイスを取り入れる」と「自分に都合の良い考えだけ信じる」を履き違えてしまうのではないかという懸念があり、先輩たちが言うならとなるべく取り入れるようにしてきた。

しかしそろそろ自分で情報を取捨選択していく時期になったのかなと思う。自分はもう情報を選ぶ能力が身に着いたというわけではなく、自分で自分に責任を持つべきだと思うようになった。

どんな経験も後につながっていく

『パチンコ台の人魚 パチエル』というパチンコを題材にしたネタがある。

このネタを思いついたときは「ものすごく良いネタができた」と思ったのだが、いざこのネタをライブで披露したところ、どのライブでもあまりウケなかった。

しかし気に入っているネタなので、撮影・編集してYouTubeに上げてみた。今現在でも再生数はそんなに回っていない。

しかしこの動画をABEMAの番組のオーディションに送ったところ、見事通過してその番組に出ることができた。どんな経験が役に立つのかは後になってみないと分からないが、それでも努力は実を結ぶのだと思った。

 

一方で、手を抜いた経験も自分に返ってくる。1年目の頃は「次のライブまであと〇日」と日記に書いたり、常にライブを意識した生活を送っていた。しかし現在は、ライブ当日でもありネタなら何とかなるようになってしまった。これは成長であると同時に怠慢でもある。

つい最近、ライブの入り時間(集合時間)を間違えて10分で家を出なければならない日があった。急いで顔を洗って、着替えて、CDとコント衣装を持って家を飛び出した。

入り時間ギリギリでライブ会場に到着。一つ道具を忘れたが出番前に何とか調達して、練習もササッとすませる。本番は、まあこんなもんかなといった出来だった。

しかしここで万全のパフォーマンスができていたら、それを見ていたお客さんがファンになってくださったかもしれない。袖から私を見ていた芸人が自分たちのライブに誘ってくれたかもしれない。私がそれなりのパフォーマンスしかできなかったことで、何かのチャンスを失っていた可能性もある。

 

呼んでいただけるライブの数も増えてきた今だからこそ、一つ一つのライブを大切にしようという気持ちになっている。この気持ちを忘れずに2025年も頑張りたい。

好きではないものとの付き合い方を工夫する

芸人をしていると、嫌な仕事や人と付き合わなければならないことがある。そのような仕事や人を「嫌い」で片づけるのではなく、もう少し大人になって付き合わなければいけないと考えるようになった。

私は他の人と比べると、人から嫌われることをあまり恐れないタイプだと思う。これは私の良いところでもあり悪いところでもある。人から嫌われてもいいと思うことは、進む方向を間違えると周りからの意見が届かなくなってしまう危険性がある。

 

以前とある女性芸人の先輩から、「女芸人好きのおじさんが嫌いなのは分かるが、あまり敵に回さない方がいい」というような趣旨のアドバイスを頂いたことがある。もっともだと思う。私がTHE Wの決勝やゴールデンのバラエティ番組に出たいと思ったら、そういった方たちからの後押しも少なからず必要になる。

自分がやりたいことのために、自分の嫌いなものと付き合っていく必要がある。芸人としてだけでなく素の私の課題でもあるので、良い落としどころを見つけられたらいいなと思う。

最後に

結局は地道にコツコツ頑張るしかない。2025年の目標については新年を迎えたらまたブログを書きます。

今年私を知ってくださった方、それ以前からお世話になっている方、今年もありがとうございました。2025年もよろしくお願いします!