【2025年11月】R-1グランプリ１回戦突破、シモドン優勝、前説、人気【出演ライブ振り返り】

2025年11月に出演したライブを振り返る。

※2025年11月に出演したライブはこちら

2025年11月の出演ライブ

11/4(火)R-1グランプリ１回戦

ピン芸日本一決定戦１回戦。１回戦の予選は12月まで続いているが、早く終わらせて２回戦の準備をしたいので早めの日程で受けることにした。

結果は……

１回戦突破！

いつも音響をやってくださるYANAさん

YANAさんいつもありがとうございます！

去年も１回戦は突破できたが、１回戦は何だかんだで合格率は決して高くはないので緊張する。突破出来て安心している。

11/6(木)ユニットピンネタライブ「大きめの一輪車　vol.5」

マセキ芸人アカデミー０期生によるピンネタライブ。さとなかほがらかさんとともにゲスト出演。

さとなかさんも歌を歌うネタをされていたのだが、話を聞くと私が歌ネタをしているからそれに合わせてくれたらしい！　嬉しかった。

フライヤーはもちろんネタ前のVTRも凝っていたり、新ネタを披露する芸人がいたり、出演している０期生たちがこのライブをとても大切にしているのがとても伝わってきた。私もあらためて頑張ろうと思った！

呼んでくれてありがとう！

11/8(土)ジャンピングイエロー

マセキの若手たちによる新ネタ事務所ライブ。

この日はめろんぱん松川さんとおさかな☆キラリがお休みで、稲倉さんがピンネタを披露していた。稲倉さんはギャグ神経衰弱部を磨き続けていたので、急遽ピンネタを披露するとなってもきっちり対応していたのがかっこよかった。

私のネタはこちら。

ちなみに私は潔癖症ではない(むしろある程度汚いのを許容できる派)。過度に潔癖症の人を見ると、「自分のことそんなに綺麗だと思ってるんだ」と思ってしまう。

11/9(日)二つ葉のクローバーホワイト

マセキ芸人によるネタライブ。ジュニアユースの芸人たちが主に出演。

銀二朗の高田みちこりあんから、マセキジュニアユースの独り身の男芸人たちによる『年末までに彼女を作る会』があり、その活動を頑張っていない芸人には罰が与えられるという話を聞いた。早く続報を知りたい。

11/11(火)三つ葉のクローバーホワイト

マセキ芸人によるネタライブ。こちらもマセキジュニアユースの芸人たちが主に出演。

バシルーラのさきちゃんに手相占いをしてもらった。私は「頭が良い、KYではない、男運が悪い」とのことだった。楽屋で他の芸人もさきちゃんに手相を見てもらっていたのだが、青い一等星だけ「KY」と言われていた。

11/15(土)シモドン！VOL7

ベテラン芸人さんと若手芸人によるネタライブ。

私は若手コーナーのドンバトに出演。優勝すると賞金が頂ける。

結果は……

優勝！

前回はネタ中に嚙みまくり大失敗だったのでリベンジできてよかった。MCの浦口さん・かわのさん賞も頂き、バイトを休んだ分の元が取れた！！

売れていないとお笑いでまとまったお金を頂く機会が少ないので、賞金を頂けるのは今まで感じたことのない新鮮な気持ちになった。売れると自分の笑いの対価としてお金を頂くことが日常になっていくので、売れる前にこの感覚を味わえたのは今後につながると思う。

ちかえの子ども！の弟ひろのりさんと野球の話をした。ひろのりさんのキャラクターイメージもあるので詳細には書かないが、かなり濃い野球の話をした！　ひろのりさんは野球経験者らしい。何となくわかるかもしれない。

11/17(月)『大発見』ネタライブ

マセキ芸人と他社ゲスト芸人さんによるネタライブ。

ライブ前、以前一緒に動物園を行く約束をしていたが諸事情により延期になった飯田さなぎから入浴剤をもらった。

詫びムーミン

南京町宮殿水質さんとオープニングトーク。南京町宮殿さんのYouTubeは面白い動画ばかりなのでぜひご覧いただきたい。私は南京町さんの50分くらいの動画も全部観ています。

南京町宮殿の中林さんがリサとガスパールのリサ”だけ”好きという話を聞いた飯田さなぎが「ルッキズム」と指摘していた。

11/18(火)『新発見』ネタライブ

マセキ芸人によるネタライブ。珍しく他社からのゲスト芸人さんなし。

マタンゴ鉄太郎さんとトーク。鉄太郎さんとはあまりお会いする機会がないので久しぶりにお会いできて嬉しかった。鉄太郎さんは初対面の芸人から「世界で一番優しい人だと聞いてます」と言われたことがあるらしい。噂にたがわず鉄太郎さんはとても優しい。

11/29(土)アッパレライブ

作家の深町さん主催ネタと企画のライブ。ネタと企画に参加。

企画はドローンを使った企画だった。ドローンに貼り付けられた有名人の顔写真を見て誰かを当てるという企画で、白塗りの歌舞伎役者らしき写真を見た我々鎌さんチームは国宝の吉沢亮さんだと判断したのだが、対戦相手のミヤシタガクさんチーム(おじ多め)が「梅沢富美男！　梅沢富美男！」と言っていた(正解は吉沢亮さんだった)。

その他の出来事

久しぶりの前説

某番組の前説を担当させていただいた。前説するのは久しぶり。

私はまだまだマセキのライブ中心に出ていて、すでに私のことをご存知のお客様の前でネタを披露することが多い。マセキの事務所ライブはいつも温かい雰囲気で、こちらのお笑いが未熟でも意図を汲み取って笑ってくださるお客様が多いように感じる。そういった中でネタをするのは楽しいし、自分の面白いと思っていることを思う存分追求できる環境でありがたい反面、この環境にずっと甘えては初見の方にも広く伝わるお笑いとそうでないお笑いが分からなくなってしまう。

私のことを全く知らないお客様たちの前に立つ機会が決して多くはない。そんな中で前説をすると、ウケるものウケないものがはっきりわかるので、自分の感覚をリセットすることもできている。また私は将来地方での営業仕事をたくさんしたいのでその勉強にもなっている。

何より私は前説がかなり好き！　前説はその場にいる人たちのためだけの笑いの空間を作っている感じがある。芸人になる前ルミネtheよしもとさんでのお笑いライブを見に行った際、トップバッターの漫才師さんが前説を兼ねたネタをやっていて、その日に集まった私たちだけに話しかけてくれている感じにワクワクしたのを覚えている。私の面白いと思うものを分かりやすい形、私が届けたいと思う形それぞれで表現していけたらと思う。

人気について

来年で芸歴４年目を迎える。最近は人気についてよく考えるようになっている。

現在私のことを応援してくださるお客様はいらっしゃるのだが、客観的に見ると決して多いとは言えない。ただ「自分はファンが少ない」と自虐するのは、数は少なくとも応援してくださっている方たちに失礼だと思う。

事務所ライブではネタの出来だけでなくどれだけお客様を集められたかもチェックされる。私は現時点では人気を獲得するための努力よりネタを頑張ろうと思っているので、事務所ライブの一番下のランクであるジャンピングイエローにいることが多い。

ネタを頑張ろうと決めてから、昔よりとれる笑いの量は確実に増えてきたと言える。UNDER 5 AWARDでは決勝進出とならずとも準決勝までは駒を進めることができた。

しかし自分がずっと下のライブで頑張っていても、周りの人たち全員が認めてくれるとは限らない。枠の限られたオーディションは私に回ってこない。私が頑なになっている間に、少なくないチャンスを失っているのではないか？と思うようになった。

例えば人気があれば人気のある芸人のライブに呼ばれ、よりたくさんのお客様のいらっしゃる環境でネタをすることができる。そこでしか得られない経験は確実に存在する。

ネタを頑張ると決めたとはいえ、現時点で突き抜けて笑いが取れているわけでもない。私より高い人気と実力の両方を兼ね備えている芸人はたくさんいる。今まではネタを頑張る方に重きを置いていたのだが、最近はそれ以外の努力にも目を向けようと思った。

最後に

早いもので来年には芸歴４年目を迎える。芸人を始めたばかりの頃は４年目の芸人はかなり上の存在に見えていたが、実際同じくらいの芸歴になるとまだ何も成し遂げられていないという気持ちになる。小学１年生が小学４年生になったようなものだろうか。

今年ももうすぐ終わり。12月にも何か学びや経験が得られたらと思う。

来月も頑張る！